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毎日使う箸の美を私なりに語ってみた。

すらりと伸びた二本の棒。一本では用をなさない。しかしそれが二本揃うと日本の食卓には欠かせない道具へと変わる。日本人はこの二本の棒を自分の指先の様にあやつり、料理を口へと運ぶ。つまみ、割り、かき混ぜる。たった二本の棒がもたらす恩恵は、日本人…

毎日使うご飯茶碗の魅力について語ってみた。

「食器は料理の着物」。芸術家 故・北大路 魯山人が残した言葉である。私たち人間が服を着て御洒落をするように、料理に合わせて食器を選べたら、食する人にどれほどの眼福をもたらすことだろう。料理すべてに対し似合う食器をあてがうのは、口で言うほど簡…

私が愛してやまない万年筆の魅力について語ってみた。

その流麗な書き味は優美な余韻を指先に残す。ペン先から漏れる独特な摩擦音が文筆意欲をかきたて、洗練されたデザインは見る者に眼福をもたらす。一度それに魅せられたら手放すのは容易ではない。書くだけならボールペンや鉛筆でも事足りる。しかし人は、高…

サラリーマンのオアシス「居酒屋」の魅力について語ってみた。

あたたかく灯る赤ちょうちん。このあかりに心を躍らせるサラリーマンは多いだろう。のれんをくぐれば、レトロな空間がそこにある。賑やかで騒がしく、だけど、心温まる居酒屋。今回は、サラリーマンの心の寄り所である居酒屋の美について語りたいと思う。私…

唐津焼のぐい呑みがいかに日本酒と相性抜群なのかを語ってみた。

私は陶器にハマっている。今、所有している物だけでも、萩焼、益子焼、美濃焼、織部焼、唐津焼がある。日本伝統文化を勉強するために陶器や磁器を購入していたのだが、完全に私の趣味と化した。まぁ、ミイラ取りがミイラになった、というわけだ。1年前、唐津…

なぜか引き寄せられるレトロな喫茶店の魅力について語ってみた。

古びたドアを開けると、香ばしい珈琲の匂いが流れてくる。煙草の臭いがかすかに紛れているが、ここでは嫌にならないから不思議だ。むしろ、レトロな雰囲気を演出している。静かに聞こえてくるスウィングジャズにやわらかく光るアンティークなランプ。時代を…

毎日飲んでいる珈琲の魅力について語ってみた。

生活という譜面に休符を打つ一杯の飲み物。それが注がれたカップからは、心をほぐす香りがやさしく広がり、おだやかな時間が流れる。その香りに人々は魅了され、今日もあなたはそれを飲むだろう。今回は、世界で愛されてやまない珈琲について語りたいと思う…